予算のポイント
○ 令和4年度当初予算と国の経済対策を最大限活用した令和3年度2月補正予算を一体的に編成
○ 令和3年度12月補正予算と合わせた、切れ目ない16か月予算により、
・ 新型コロナ危機を克服し、安全で強靱な地域をつくる
・ 世界を視野に、未来を見据えて、新しい一歩を踏み出す
・ 誰もが安心して暮らせる福岡県をつくる
予算の柱
新型コロナ危機を克服し安全で強靭な地域をつくる
(1)感染対策の強化
(2)地域経済の立て直し
(3)災害からの復旧・復興
(4)防災・減災、県土強靭化
世界を視野に、未来を見据えて、新しい一歩を踏み出す
(1)次代を担う「人財」の育成
(2)世界から選ばれる福岡県の実現
(3)成長産業の創出
(4)ワンヘルスの推進
誰もが安心して暮らせる福岡県をつくる
(1)住み慣れたところで「働く」
(2)長く元気に「暮らす」
(3)子どもを守り「育てる」
予算規模(一般会計)
当初予算(過去最大) 2兆1,529億円 (前年度比168億円、0.8%増)
16か月予算 2兆2,672億円
(当初予算:+令和4年2月補正予算274億円・+令和3年12月補正予算868億円)
令和3年度新型コロナウイルス感染症対策関連予算
〇令和3年度中のコロナ対策関連予算
・補正回数 20回
・補正総額 4,318億円
コロナ対策関連予算の補正状況
令和3年度最終予算(一般会計)
※最終予算とは、令和3年度中のすべての補正予算を反映させたもの
医療提供体制の確保
・新型コロナウイルス感染症患者を受け入れる入院病床を確保
・軽症、無症状の患者を受け入れる宿泊療養施設を確保
ワクチン接種体制の強化
・接種回数や人員を増やした医療機関に対し、通常の接種単価に上乗せ支給を実施
・中小企業や大学等が使用する会場の設置・運営費を支援
・医学的な知見に基づく専門的な相談窓口を設置
風力発電や水素活用を支援
・風力発電産業への参入を促進するための勉強会を開催
・「国際風力発電展」において、 県内の風力発電関連企業のPRを実施
・九州大学との連携により、県内企業の水素産業への参入などの相談窓口を設置
脱炭素化の取組みを推進
・市町村トップセミナーや研修会を開催し、地域の脱炭素化の気運を醸成
・既存住宅の断熱性能を向上させるなどの省エネ改修を支援
・中小企業を対象に、省エネ設備の導入・更新を支援
福岡・北九州空港の利用促進
・福岡空港の滑走路増設や北九州空港の浸水対策、照明・灯火のLED化を行う。
・北九州空港の旅客便の路線数・運航便数の早期回復、国際貨物便の路線誘致のため、航空会社の運航を支援
・福岡空港アクセス強化のため、福岡都市高速3号線(空港線)延伸工事を実施
SDGsの取組みを支援
・SDGs登録制度を創設し、県内企業のSDGsの取組を推進
・先進・優良事例を紹介する企業向けセミナーや制度説明会を実施
デジタルを活用した地域活性化
・県内4地域で「ローカルスマートシティ構想会議」を設置し、DXに積極的な市町村とともにデジタル技術を活用した、ドローン配送等の取組の具体化や展開を推進
・市町村に専門人材を派遣し、円滑な業務システムの統一化を支援
FAVA大会の成功に向けた取組み
・アジア地域で最も大規模な獣医学国際会議であるFAVA(アジア獣医師会連合)大会とワンヘルス国際フォーラムを令和4年度同時開催し参加者と協力関係を構築
・歓迎レセプションで県農林水産物や県産酒を提供する等、国内外から 参加者の記憶に残る大会を目指す
充実した教育環境を整備
・県立学校にタブレット型パソコンを追加配備し、一人一台のICT環境を整備
・私立小中高等学校の一人一台パソコン整備を支援
・県立学校にICT支援員を配置し、教員のICT活用能力向上研修を実施
様々な分野の人材育成
・労働者向けのDX人材育成講座、事業主向けの従業員処遇改善講座などを実施
・大学生、専修学校生を海外福岡県人会に派遣して、海外ビジネスを体験させ、国際人財育成を実施。
・世界で活躍するパラアスリートの発掘や育成を実施